特急型気動車・キハ01系
(模型製作中) Tomix373系を改造。 側面はビードを削り鋼製車体を表現。 クーラーなどの屋上機器と、床下機器を交換。 |
|
キハ01系
|
編 成 |
||
←吉野 ←松阪 |
キハ01-000 |
キハ01-100 |
奥香肌峡で進行方向が逆転 |
電化されている松阪線と非電化の西南線を直通する列車は、2000年からキハ400系により急行として設定されたが、吉野を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が2004年に世界遺産に登録されたこともあり、観光需要の掘り起こしを狙って新たに特急が運転されることになり、登場したのがキハ01系である。
性能面は急行用キハ500系と同等で最高運転速度は120km/h。キハ01-000(便所つき)+キハ01-100の2連が基本であるが、前面は貫通式で、今後の増備により1両単位の増結も構造上は可能。キハ500系との併結もできる。車体は21m級で2扉、リクライニングシート装備と特急にふさわしいアコモデーションであるが、今後団体列車や急行での運用も考慮し、出入り口は一般型電車並みの幅広さとなっている。
キハ01系は現在のところ2両1編成が製造され、松阪〜吉野間の特急として一日あたり2往復(土・休日は3往復)が設定されている。キハ01-000が座席指定車、キハ01-100が自由席車となっていて、自由席車は普通乗車券のみで利用できる。
ただし、1編成のみの存在であるため、車両点検時(毎月2日程度の平日)には、キハ500系が特急(ただし全車自由席)として代走することとなっている。