一般型気動車・キハ300系
(模型)Tomixキハ120(ステンレス車体)を改造。 側板のビードを削り、鋼製車体を表現。 乗降ドアを埋め、新たに外吊式のドアをプラシートで作成。 カプラーを交換。 |
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キハ300系
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編 成 |
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←吉野 | キハ300 |
キハ310 |
1999年の西南線・奥香肌峡〜吉野開通時に製造された車両。非電化で開業したため、新しい気動車が導入されることになった。
製造コストを抑えるため、完全な自社オリジナル設計ではなく、すでに他鉄道で使用実績のある車両を、一部アレンジして導入することとなったものである。
ベースとなっているのはJR西日本で活躍する「キハ120」という車両で、車体長16mのボディ基本構造や走行メカニズムはほぼ同一であるが、当社オリジナル仕様としては、出入り口が外吊式の両開き扉でステップが無いこと、台車が標準軌であること、便所が設置されたこと、非常時に電車と連結できるように密着連結器を採用したことがあげられる。また、座席は転換クロスシート(出入り口付近はロングシート)である。
5両が製造され、朝ラッシュ時に2連となる以外は、基本的に単行で使用された。5両のうち2両は増結用とすることを前提として便所の設備が省略され、キハ310に区分された。
なお、これまでのキハ100、200は基本的に電車と同一の塗装であったが、西南線の開業をアピールするため、この車両から一般型気動車用の塗装が新たに設定された。クリーム色をベースに、腰にエメラルドグリーン、ドア部およびブロック塗装をライトグリーンとしている。屋根上はクーラー等の機器も含めてブラウンとなっている。